sakurai

書かなければ明日には忘れてしまうような些細なことを、文章にするのが好きです。趣味はピア…

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書かなければ明日には忘れてしまうような些細なことを、文章にするのが好きです。趣味はピアノの練習。4歳になる孫あり。リンスはお湯で溶いていた世代です。

マガジン

  • 三十一文字日記

    三十一文字で書けることを、後から薄めて広げてみたり。

  • Sakuraful Stories

    過去に書いたショートストーリー

最近の記事

つかれたなーと言いたい日(3行日記)

あ、今わたし、必要以上の声を出してるなーと思う時がある。 一度言われてから気になるようになった。私の声ってよく響く分、テンションが上がるとキンキンと煩いんだ。 ずっと同じ高さじゃなくて、もっと低い声も意識しないとねぇ、届く前に拒否されてしまう。

    • また半年がんばれる(3行日記)

      「うれしい」にもいろんなうれしいがあるから、これこれこうだからと理由を述べて伝えるものかもしれないけど、説明はしないよ。 昨日は缶コーヒーも降って来たけど、うれしいことも降って来た。 その気持ちはただ、心の中に書いておく。

      • 缶コーヒーが降ってきた

        朝から雨。長い傘を持って出た。 帰りも雨。駅のホームに上がる階段の左寄りを、足元を気にしながら上っていたら、左腕を掠めるようにして、 ズヂャッ! 視界の中に缶コーヒーが、落ちて来たまま固まった。プルトップではなくて、キャップを捻って開けるタイプの缶コーヒーだ。それも絶対に、まだ中身がいっぱい入っているやつ。 何故かあまり驚かなかったし、見上げもしなかった。 疲れていたし気掛かりもあって「色々と感じないぞゾーン」に入っていたような気もする。 下を向いたまま平然と残りの階段

        • LaLa arena TOKYO-BAYの柿落とし、なのかな、ミスチルのチケットが取れためでたい日である。前回はハズレにハズレたので、今回はもう、ダメ元の一箇所狙いで期待もしていなかった。何年振りかな。楽しみが先にあるっていいもんね。

        つかれたなーと言いたい日(3行日記)

        • また半年がんばれる(3行日記)

        • 缶コーヒーが降ってきた

        • LaLa arena TOKYO-BAYの柿落とし、なのかな、ミスチルのチケットが取れためでたい日である。前回はハズレにハズレたので、今回はもう、ダメ元の一箇所狙いで期待もしていなかった。何年振りかな。楽しみが先にあるっていいもんね。

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        • 三十一文字日記
          26本
        • Sakuraful Stories
          15本

        記事

          正解を決めないと(3行日記)

          「やっぱり」という台詞ひとつでも言い方は色々ある。なぜそこで「やっぱり」なのか、どんな気持ちなのか。 話の全体を読めばそれは自ずと分かるはずなんだけど、会話劇、それも短編の一部分となると背景が不十分で判然としない。 …で、原作を探して読んだら、台本の方はかなり改編されていたわけで、これじゃ分かるわけないわ、やっぱり。

          正解を決めないと(3行日記)

          500文字も書けない(3行日記)

          20年近く前のことだけど、毎日500文字の文章を載せているテキストサイト(「ブログ」ではない)を見ていた。 当時の私にとって500文字は、読むにも書くにも少なかった。 今はその500文字が書けないなんて、まあ、どうしたことでしょう。

          500文字も書けない(3行日記)

          結んで開いて浮腫んだ手(300字未満日記)

          せっかくの休みだから外に出なきゃ!出るべきだと思っていた昨日は、強風に煽られながらとある私鉄の駅からJRの駅まで横断した。12000歩。 歩いている途中、どこかで休もうかと思うのに、スタバもタリーズもどんどん通り過ぎてしまって、結局、ゴールの駅まで来てしまってやっと腰を落ち着けることができた。 最近、歩いていると手の指が浮腫む。別に珍しいことではなさそうだが、今まで気になったこともなかったので違和感がすごい。肘を曲げてしっかり腕を振りながら歩くといいらしいけれど、それはも

          結んで開いて浮腫んだ手(300字未満日記)

          楓の定点観測2024-1かな

          昨年、ずっと見ていた楓(モミジバフウ)も若葉の季節。小さな手を広げ始めている。 春のこの季節、登校時間を過ぎた頃に学校に向かう親子の姿をよく見る。小学生一年生だったり、中学一年生だったり。 真新しい、少し大きな制服や鞄。  大抵は親子で楽しそうに話しながら歩いて行く。遅刻の理由なんか、私には分からない。 でも、毎年見るなーと思う。 今年の楓の葉が去年の葉とは違うように、去年見た子はもう2年生になっているはずなのに、まるで全く同じ光景を見ているように思う。 幼稚園に入

          楓の定点観測2024-1かな

          モッコウの花も香も知らない(300字未満日記)

          モッコウバラは、香りがモッコウの花に似ているからモッコウバラなんだそうだ。モッコウの花を知らないので調べてみたら、こんなお花。 こんなことを言ったらなんだけど、あまり顔を近づけて匂いを嗅ごうという気持ちにはならないかも。 今日と明日は、貴重な二日連続平日休みだ。今日は実家に顔を出したので、明日は自由。外に出るべきだろうなぁ… という書き方をするくらいだから、本当は家にいたいのかもしれない。でも、それじゃ満足感が得られないのも分かっている。さて、どうしよう。 実家のモッ

          モッコウの花も香も知らない(300字未満日記)

          コミュ力と打てばコミュカに見える

          事務所にマルミさんから電話があった。その直前に営業の電話があったばかりだったから、ちょっと低いトーンで電話に出てしまった。 マルミさんは「これから資料を取りに行きます」と言う。そういえばマルミさん宛の書類がテーブルに置いてある。 マルミさんとは担当の地域が違うので一緒に教室をやったことはないけれど、評判だけはよく耳にしていた。「とにかくコミュニケーション能力が抜群!」と。人懐っこくて話し上手で、初めての人にもどんどん話しかけるから、生徒さんたちが打ち解けるのも早い。ぽっち

          コミュ力と打てばコミュカに見える

          たまにはだらだらと書くつもり日記

          御衣黄桜が強い風に吹かれて揺れていた。 前にも電車の床に置かれた不審な紙袋について書いたけれど、 今朝も意味のわからんことがあった。 電車に乗って来た黒っぽい服装の人、たぶん男の人だったと思うけど、が、この場所にこの荷物を置いて離れた。開いていたドアは反対側で、すぐに閉まったから、持ち主も車内にはいたと思う。 「降りる時に持ち出しやすいように、荷物はドアの近くに置いておく」という文化が、どこかにあるんだろうか?! 置かれた荷物の横の席に居た女性は、すぐに立ってどこか

          たまにはだらだらと書くつもり日記

          誰に見上げられることなく見下ろされてベランダの桜満開(3行日記)

          今日は本当に書きたいことがない。 オレンジカスタードパイにコーヒー。写真を撮る前に無くなった。 ガチャはやらないけど、ガチャガチャがたくさん並んでいるところで千円札を両替することを覚えた。

          誰に見上げられることなく見下ろされてベランダの桜満開(3行日記)

          ラーメン食べたのいつ以来?(3行日記)

          ソメイヨシノは散り始めて、ちらほらと黄緑色の葉が混じっている。 桜の花びらが舞い散るのを見ると気持ちがザワザワするから、早くさっぱりと緑になればいいと毎年思う。 最後に食べたのがいつだったか分からないくらい久しぶりにラーメンを食べた。美味しかったけど、きっとまたしばらくさようなら。

          ラーメン食べたのいつ以来?(3行日記)

          せっかくだから(300文字未満日記)

          娘が友だちと推し活に行ってしまって、この週末は夫と二人。間がもたない。 何かとうるさく注文をつける娘がいないので、夫はリビングでのびのび(?)している。せっかくだから何処か行こうか言われたけれど、なにが「せっかく」なのかわからない。私も私でのびのびと一人で過ごしたいし、子猫も心配だから家をあけたくない。 明日はどうしよう。 そうそう、秋に拾ったモミジバフウの実のことを思い出して、種を蒔いた。ちょっと遅かったかもしれない。 定点観測していたフウの木は、枝の先で若い葉が広

          せっかくだから(300文字未満日記)

          声かけ王子(350文字日記)

          電車に乗る人が車内に入り始めた時、大きな荷物で降りるのが遅れている人がいて、ドア付近が渋滞しかけた。 すると乗りかけていた若者2人のうちのひとりが気づき、後ろに聞こえるように「降りる人がいますから、一旦下がりましょう!」と、さわやかに声をかけた。 それから改めて乗車してきて、吊り革につかまっていた私の隣に並んだ。顔は見えないけど、なかなかいい若者だなーと思っていた。 しばらくすると、その若者のすぐ前の席が空いた。でもその人は座らない。僕には関係ありませんとばかりに、全く

          声かけ王子(350文字日記)

          僕的にはー(300文字日記)

          買って帰る途中で折れて、ポロリと落ちてしまった蕾。水に差しておいたらちゃんと咲いてくれた。 担当の美容師が変わった。2年ぶりに若い男性だ。(私から見たら「男の子」だけど) 前任者からどんなふうに引き継いだんだろう。あんまり喋らない人だった。本当はよく喋るタイプなのかどうかもわからない。最初はお互いに何となく探り探りで、そのうちに慣れて、慣れた頃にサヨナラのパターンはもう嫌だなぁ。 ヘアスタイルで気になる所を話すと、髪をいじりながら「僕的には、この辺はこんな感じがいいと思

          僕的にはー(300文字日記)